2017.08.31

きれいな状態を保ちたい!芝生のお手入れ道具とお手入れ方法をチェック

お庭に芝生がある場合、芝がきれいにお手入れされていなければ、それだけで見栄えが半減してしまいます。芝生が青々とした状態に保たれていれば、ほかの花や草木も生き生きと映えるもの。芝生のお手入れはお庭づくりの第1歩といっても良いでしょう。
そこで今回は、芝生のお手入れに役立つ道具やお手入れのコツなどについてご紹介します。

芝生のお手入れ道具

芝生を定期的にお手入れするには、専用の道具をいくつかそろえておく必要があります。
ここでは、芝の管理に欠かせない道具やあると便利なものなどをご紹介します。

■芝刈り機
芝生の刈り込みには、芝刈り機が欠かせません。芝刈り機は手動・電動・エンジン駆動があります。広い芝生の場合は、電動タイプが最も使い勝手が良いでしょう。
しかし、電動式の場合はコードが邪魔になりやすいため、最近多く出回っている充電式のコードレスタイプがおすすめです。

また、芝刈り機の刈り刃には「リール式」「ロータリー式」「バリカン式」などの種類があります。
リール式は均一に美しく芝をカットできるため、仕上がりがとてもきれいだといわれています。しかし、丈の長い芝には向いていないため、定期的に芝のお手入れする必要があります。
ロータリー式は、仕上がりはリール式と比べるとやや劣りますが、長く伸びた芝をスピーディーにカットできます。
バリカン式は、芝刈り機が入らないようなせまい場所や、細かい作業が必要な場所などに向いており、芝刈り機の補助役として、または小範囲の芝生のお手入れに向いています。

芝生のお手入れを行う頻度や範囲などをふまえ、ご自身のお庭に合った芝刈り機を選ぶようにしましょう。

■芝刈りバサミ
芝の細かな刈り込み作業のため、芝刈りバサミも準備しておくことをおすすめします。
芝刈り機ではなかなかお手入れしにくい壁際やすき間などには、刈り残しがでてしまいます。そのため、全体を芝刈り機で刈った後、細かい箇所は芝刈りバサミを使用してご自身でカットするようにしましょう。

■熊手
芝刈りを終えると、「サッチ」と呼ばれる芝の刈りクズが出てしまいます。サッチをそのまま放置してしまうと、土壌の通気性や水はけが悪化して藻が生えたり、病害虫が発生したりするなど、トラブルの原因となってしまいます。
そのため、芝を刈った後はサッチを取り除く作業を必ず行うようにしましょう。熊手は金属、樹脂、竹などの素材があります。

■散水用具
日差しの強い季節などは、芝生にも水やりが必要になります。ホースやリールなどの散水用具をあらかじめそろえておくようにしましょう。
芝生の範囲が広い場合は、芝生用のスプリンクラーで散水する方法もおすすめです。スプリンクラーには円形型に散水するものや、広範囲に散水できるチューブタイプのもの、ミスト状に散布できるものなど、さまざまなタイプがありますので、お庭の形や芝生の範囲に合うものを選ぶようにしましょう。

また、タイマーを付けると自動散水が行えるようになるため、水やりの時間と手間をぐんと省けてとても便利ですよ。

芝生のお手入れ方法

芝生をきれいに保つには、日頃のお手入れがとても大切です。芝生の健康を守るためにも、普段からなるべくこまめにお手入れするようにしましょう。

■芝刈り
芝は伸び過ぎると刈りにくくなるため、伸び過ぎないように管理することが大切です。芝は1~2cmの高さに刈り込むようにしましょう。


■水やり
美しい芝生を育てるためには水やりも重要です。水不足だと芝が変色したり、枯れたりしてしまいます。日中の日差しが強い中水やりをすると水分が蒸発してしまうので、朝方の日の入り前や夕方の日の入り後など、なるべく涼しい時間帯に行うようにしましょう。


■エアレーション
エアレーションとは、芝生の地下茎部分にに切れ込みや穴を開け、空気を入れて酸素を与える作業のことです。地下茎が根づまりを起こし土が固まってしまうと、通気性が悪くなり、芝生の成長に悪影響を及ぼしてしまいます。エアレーションを行うことで通気性が改善し、土がほぐれ水はけが良くなるため、病気予防やサッチの分解促進につながります。
また、エアレーションによって芝生の古い茎や根を切断することで、根の発育が刺激され成長が活発化する効果も期待できます。

夏季と冬季は芝が少し弱っているため、エアレーション作業は芝が育つ時期である春か秋に行うようにしましょう。
エアレーションの作業には、足踏み式のローンスパイクやローンパンチなどの道具を使用し行うのが便利です。

 

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