初心者でもできる!室内ガーデニング(インドアガーデニング)の始め方
お部屋に緑があると、気持ちが和み、リラックスした気分になりますよね。
でも、ガーデニングを楽しむスペースがない……という方もいらっしゃると思います。
そんな方におすすめなのは、室内ガーデニング(インドアガーデニング)です。水やりの仕方や日当たりなどに注意すれば、室内でも植物を元気に育てることができますよ。
今回は、インドアガーデニングに必要な基本アイテムや、植物を室内で育てるコツなどをご紹介します。
お部屋に緑があると、気持ちが和み、リラックスした気分になりますよね。
でも、ガーデニングを楽しむスペースがない……という方もいらっしゃると思います。
そんな方におすすめなのは、室内ガーデニング(インドアガーデニング)です。水やりの仕方や日当たりなどに注意すれば、室内でも植物を元気に育てることができますよ。
今回は、インドアガーデニングに必要な基本アイテムや、植物を室内で育てるコツなどをご紹介します。
■ジョウロ
室内の場合はスリムでコンパクトなタイプのものがおすすめ。ジョウロの口が細めのタイプは、水がこぼれにくく初心者の方にも扱いやすいです。
■霧吹き
植物への水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと与えることが基本ですが、霧吹きで葉に水を与える「葉水」も重要です。霧吹きはぜひ用意しておきましょう。
葉水を行うことで、光合成や葉表面の呼吸を促し、害虫の予防にもなるほか、みずみずしく元気な緑色を保つことにつながります。
■プランター・鉢・受け皿
プランターや鉢は育てたい植物の大きさや、お部屋の雰囲気に合わせて選びましょう。
また、室内で育てる場合、受け皿は必須アイテムです。プランターや鉢とセットで準備するようにしましょう。
■スコップ
室内ガーデニングで使用するスコップは、小さいプランターや鉢にも入る小さ目で軽いものを選びましょう。
■ガーデニング用グローブ
ガーデニング用のグローブがあると便利です。
手をケガや汚れから守ってくれるほか、大きめの鉢を移動する際や、枝や葉の剪定(せんてい)作業などを行う際に使用することがあります。
■園芸用ハサミ
ワイヤープランツなどのツル状の植物や、比較的成長の早い植物などは、水はけや通気性を考えたお手入れが必要な場合もあります。
枝や茎が育って密集してきたら、専用のハサミで剪定(せんてい)するようにしましょう。
茎が細い植物の場合は、普通のハサミを使用しても問題ありません。
上記のアイテムをそろえたら、あとは育てたい植物を決めて、種や苗、その植物に合う園芸用土、鉢底石などを準備するだけ。
これでインドアガーデニングが始められます。
屋外のガーデニングと同様に、室内でも園芸用土を使用しても構いませんが、お部屋の中に土を持ち込むことに抵抗がある方もいらっしゃると思います。
ここでは、そんな方におすすめの「土以外で植物を育てる方法」をご紹介します。
■水耕栽培
球根類やハーブ、観葉植物の葉などを、水や液体肥料を入れた容器で育てる栽培方法です。
土で育てるよりも虫が寄り付きにくく、根腐れの心配もないため、室内向きの栽培方法として人気があります。
見た目にも涼しげなため、ダイニングテーブルやキッチンに飾って育てるのも、おすすめです。
■ハイドロカルチャー
「ハイドロボール」や「ハイドロコーン」と呼ばれる、無菌・清潔な人工の土を利用して育てる方法です。土の臭いがなく、インテリア性も高いのが特徴です。
通常の水やりより頻度が少なくて済むため、お水の管理がしやすく、初心者の方におすすめの栽培方法です。
■テラリウム
ガラス容器などの中で植物を栽培する方法です。コケをはじめ、多肉植物や小さい観葉植物を、瓶の中に入れて育てます。
見た目にもオシャレでインテリア性が高いため、お部屋を彩るアクセントになりますよ。
室内で植物を育てる場合、基本的には日当たりが良く、風通しの良い場所に置く方が育ちやすいのですが、直射日光に当てないようにしましょう。
植物に直射日光を長時間当ててしまうと「葉焼け」や「葉枯れ」の原因となってしまうため、
なるべくレースなどのカーテン越し程度の日光を当てるようにしてください。
直射日光が苦手で明るい日陰を好む植物の場合は、日光に当てなくても、明るい室内灯があるお部屋に置いておくだけでも十分な場合があります。
気をつけたいのは、水耕栽培で球根を育てる場合です。球根から根が出るまでは、涼しくて日の当たらない場所に置きましょう。これは球根に“土の中にいる”と錯覚させるためです。根が伸びて芽も出てきたら、カーテン越しに日光が当たる場所へ移動します。
また、育てる植物が耐寒性や耐熱性が強い場合でも、エアコンの風が直接当たる場所に置くのは避けましょう。