ポタジェガーデンとは?手軽に始められるポタジェガーデンの作り方
ガーデニングや家庭菜園に関心がある方なら「ポタジェガーデン」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
ポタジェガーデンとは、ハーブや野菜、花、果樹などさまざまな植物を混植し、収穫と鑑賞両方を楽しむ、フランス発祥の家庭菜園のことです。
今回は、注目が高まりつつあるポタジェガーデンの特徴や作り方のポイントなどについてご紹介します。
ガーデニングや家庭菜園に関心がある方なら「ポタジェガーデン」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
ポタジェガーデンとは、ハーブや野菜、花、果樹などさまざまな植物を混植し、収穫と鑑賞両方を楽しむ、フランス発祥の家庭菜園のことです。
今回は、注目が高まりつつあるポタジェガーデンの特徴や作り方のポイントなどについてご紹介します。
収穫と鑑賞の2つの目的を兼ね備えたポタジェガーデン。
ここでは、ご自宅ですてきなポタジェガーデンをつくるポイントをご紹介します。
■場所はベランダでもOK!
ご家庭で野菜を育てる、となると広いお庭や畑専用の土地が必要と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、ポタジェガーデンはお庭の一角の小さなスペースや、ベランダや玄関などの空きスペースなどでも簡単に始めることができるのです。
育てる植物によって日当たりなど適する場所は異なるため、日当たりの状況や風通し・水はけなどをふまえて、まずはどこでポタジェガーデンを行うか探してみましょう。
■色合いや開花期、相性などをふまえて寄せ植えしよう!
ポタジェガーデンは、収穫だけではなく見た目も楽しむ菜園のため、寄せ植えの手法がよく用いられます。
花や葉の色や草丈、大きさなどをふまえながら、バランスよく植えていきましょう。
その際、植物の開花期や作物の収穫時期も考慮しながら混植すると、より一層鑑賞性が高くなります。
その他、ガーデン用の装飾雑貨や敷石、レンガ、ラティスなどを用いてデコレーションを行えば、さらにおしゃれなポタジェガーデンとなるでしょう。
■コンパニオンプランツを取り入れよう!
寄せ植えの際、多品種の植物を組み合わせて混植することで、土壌が豊かになり、病害虫を防ぐ効果も期待できるといわれています。そのため、寄せ植えを行う際は、植物同士の「相性」もとても重要となります。
お互いにプラスの影響を与え合う、相性の良い組み合わせの植物を「コンパニオンプランツ」といいます。コンパニオンプランツには、花を美しく咲かせるものも多いため、ポタジェガーデンの美観づくりにも役立ちます。
互いに良い影響を与え合うコンパニオンプランツ中でも、ご家庭のお庭やベランダでも育てやすい野菜とハーブの組み合わせとして、代表的なものをいくつかご紹介します。
・マリーゴールドときゅうり
・バジルとトマト
・サルビアと小松菜
・ペチュニアとオクラ
・オレガノとズッキーニ
こういったペアを同じプランターで育てたり、地植えの場合は隣同士にすることで、病害虫を防いだり、野菜の甘みが増したりするなど、さまざまなメリットが期待できます。
そのため、野菜とハーブなどを寄せ植えする際は、事前に相性をチェックすることをおすすめします。
美しい花が咲いたり、かわいらしい実がついたりする植物を取り入れることで、さらにポタジェガーデンをおしゃれに演出することができます。
ここでは、育てやすく見た目もかわいい、ポタジェガーデンづくりにおすすめの植物をご紹介します。
■ワイルドストロベリー
イチゴの野生種で、花の美しさと実のかわいらしさの両方を楽しめる植物の1つです。
多年草で丈夫なため、ガーデニング初心者の方にもおすすめです。
野菜としても鑑賞用としても知られる、キク科の多年草です。
食用のものは開花直前のつぼみを用いますが、花も美しく咲くため、収穫と観賞の両方を楽しむことができます。