旅行中に自動で水やりしてくれる?!留守中の水やり方法
旅行などでどうしても家を空けなければならないとき、気がかりなのは植物のことですよね。
特に夏場は、水やりを欠かさずに行わないと、家に帰ってきたらすべて枯れていた…ということもありえます。
そんな悲しい事態を防ぐためにも、留守中の水やり方法をしっかり学んで、安心して旅行へ出かけましょう!
旅行などでどうしても家を空けなければならないとき、気がかりなのは植物のことですよね。
特に夏場は、水やりを欠かさずに行わないと、家に帰ってきたらすべて枯れていた…ということもありえます。
そんな悲しい事態を防ぐためにも、留守中の水やり方法をしっかり学んで、安心して旅行へ出かけましょう!
2~3日の短期間であれば、お出かけ前に多めに水やりをしておけば、帰宅するまで持ちこたえられるかもしれません。
ただし、日中は太陽の熱によって水分が蒸発しやすくなるため注意が必要です。お庭の日が当たらない場所に移動するか、日陰が無い場合はすだれなどで日陰にする良いでしょう。
■小さい植木鉢なら受け皿を使う
小さい植木鉢であれば、大きめの受け皿やバケツに水を張り、その上に鉢を並べておくことで保水ができます。
■園芸用保水剤を利用する
保水剤とは、水を吸収するとゲル状にふくらむ性質のある、園芸用の水やりアイテムです。
園芸用の保水剤は顆粒(かりゅう)状のものが主流ですが、最初から水分を含んだゼリー状のものや、液状のものも販売されており、いずれも土や水に混ぜて使用します。
主原料は高吸収性ポリマーなどの高分子化合物で、土に浸透した水を保水剤が吸収し、その浸透圧で保持した水分を少しずつ土へ補給するという働きがあります。
園芸用の保水剤を使用すると、通常は2~3日水やりが不要になりますが、保水剤の中には1週間くらい水分を保持してくれるものもありますので、期間や植物の特性によって使い分けてくださいね。
旅行期間が4日以上の場合は、植物に水をあげられない期間が少し長くなるため、お出かけ前にたっぷりと水を与えたり日陰に移動したりするだけでは不安が残ります。
出張や長期旅行などで1週間以上留守にする場合は、土を乾かさないだけではなく、水を補給する工夫が必要になります。知り合いに水やりをお願いするのも、長期間となると頼みにくいですよね。
大切に育てた植物の成長を守るため、以下の方法を参考に対策を行ってみてください。
■簡易的な給水システムを使う
ホームセンターなどで売られている簡易給水器を使用する方法もおすすめです。
簡易給水器はさまざまな種類がありますが、空のペットボトルを利用するものが主流となっています。
ペットボトルのキャップに簡易給水器をセットし直接プランターに刺すタイプのものや、ヒモやホースがペットボトルの水を自然に吸い上げる力(毛細管現象)を利用したものなどがあります。
■自動の水やりシステムを使う
植物に1週間以上お水をあげられない場合は、自動の水やりシステムを設置することをおすすめします。
水やりシステムにはタイマーが付いており、乾電池式の場合はコンセントが無くても使用できます。
蛇口に水やりタイマーを取り付け、時間設定をするだけで、設定した時間に自動で水やりをしてくれるため、長期旅行などで家を留守にする場合でも安心です。
水やりタイマーには、雨を感知して水やりを自動でストップしてくれる“雨センサー機能”が付いているものや、鉢やプランター用、家庭菜園用などに適しているものもありますので、お庭に合ったものを選ぶようにしましょう。