アイビーやペチュニアなど、ハンギングバスケットに適した植物9選
高い位置からつるすことで、お庭に華やかさをプラスしてくれるハンギングバスケット。
お庭はもちろん、ベランダのようにプランターをあまり置けない場所でも飾ることができるという魅力があります。
今回は、ハンギングバスケットに適した植物を、春夏秋冬に分けてご紹介します。
高い位置からつるすことで、お庭に華やかさをプラスしてくれるハンギングバスケット。
お庭はもちろん、ベランダのようにプランターをあまり置けない場所でも飾ることができるという魅力があります。
今回は、ハンギングバスケットに適した植物を、春夏秋冬に分けてご紹介します。
■ペチュニア
品種や花色の種類が豊富で、日当たりが良く風通しの良い場所を好みます。
泥はねが病気の原因となることがあるため、ハンギングバスケットのように高い位置で育てるのに向いています。
枯れた花をその都度摘み取る「花がら摘み」を行うと、次々と花が咲きます。
1株でも存在感があるため、ハンギングバスケットで育てるとボリューム感を楽しむことができます。
■ネモフィラ
柔らかなブルーの花が美しいネモフィラは、日当たりが良く涼しい場所で育てましょう。
水はけの良い環境を好むため、水やりのし過ぎには注意してください。
花と葉が密集してボリュームたっぷりに育つため、ハンギングバスケットで育てるとバスケットから花があふれるような見ごたえのある姿になります。
■トレニア
トレニアは、花色が豊富で暑さに強く、夏に株いっぱいの花を次々に咲かせます。
真夏でも良く育つため、夏のハンギングバスケットづくりにぴったりの植物です。
風通しが良く、日当たりの良い場所で育てるほうが元気に育ちます。
高温には強い反面、土の乾燥にはあまり強くないため、水やりはなるべくこまめに行うようにしましょう。
ハンギングバスケットで育てると、たくさんの色鮮やかな小さな花がかわいく華やかに演出してくれます。
■インパチェンス
バラ咲き品種が特に人気のインパチェンスは、品種にもよりますが、高温多湿の環境を好み、夏でも元気に育つ植物です。
花がら摘みを行うことで、夏の間中いきいきとした花を楽しめます。
基本的には日陰でも良く育ちますが、強すぎない程度の日差しが当たる場所のほうがさらに元気に育つでしょう。
伸びた茎を途中で切り戻すと、わき芽が伸びて花数も増えます。
ハンギングバスケットに植え付けて形を整えれば、花手まりのようなかわいらしい見た目になります。
■パンジー
豊富な花色と種類、育てやすさから、非常に人気のある植物です。
日光を好む性質のため、日当たりの良い場所で育ててください。
水やりは、表面の土が乾いてからたっぷりと行います。
パンジーをハンギングバスケットで楽しむなら、豊富な花色を生かしてさまざまな品種を組み合わせるのがおすすめです。
■ナスタチウム
ハスに似た丸い葉が特徴的なナスタチウムは、鮮やかな黄色やオレンジの花色が美しいつる性の植物です。
日当たりが良く風通しの良い場所を好みますが、暑さにはあまり強くありません。残暑が厳しい場合は半日陰に移動させると良いでしょう。
ハンギングバスケットに植え付けると、特徴的な丸い葉と鮮やかな花のボリュームある姿を楽しむことができますよ。
■プリムラ・ジュリアン
小さくてカラフルな花をたくさん咲かせるプリムラ・ジュリアンは、冬のハンギングバスケットづくりで人気のある植物です。
霜がついたり凍ったりすると花が傷んでしまう可能性があるため、霜が降りにくい軒下で育てることをおすすめします。
花がら積みを丁寧に行えば、花を長く楽しむことができますよ。
また、水は土の表面が乾いたらたっぷり与えます。ただし、花や葉の間などに水がたまらないように注意してください。
プリムラ・ジュリアンは鮮やかな花色のものが多いため、冬のハンギングバスケットの主役になってくれるでしょう。
■ノースポール
白く可憐な花を咲かせるノースポールは、寒さに強く花期も長い、初心者にもおすすめの植物です。
日光に良く当てることで元気に育つほか、花がら摘みを行うと長期間花を楽しむことができるでしょう。
ほとんどの花が咲き終わってから茎を半分くらいに刈り込むと、再び花をつけます。
ハンギングバスケットで育てると、ふんわりとした印象の、清楚で愛らしいイメージにすることができますよ。