春に向けてチューリップの球根植物の栽培にチャレンジしよう
秋になると、翌年の春に楽しめる植物の球根が並び始めます。
中でもチューリップやベゴニアなどの球根植物は、春のお庭を華やかに彩る中心的な植物として、とても人気があります。
そこで今回は、球根植物の栽培にチャレンジしたい方に向けて、春に咲く球根の種類やその育て方などをご紹介します。
秋になると、翌年の春に楽しめる植物の球根が並び始めます。
中でもチューリップやベゴニアなどの球根植物は、春のお庭を華やかに彩る中心的な植物として、とても人気があります。
そこで今回は、球根植物の栽培にチャレンジしたい方に向けて、春に咲く球根の種類やその育て方などをご紹介します。
球根の種類によって、春植え・夏植え・秋植えに適するものがあり、植える時期により生育期・開花期・休眠期がそれぞれ異なります。
春に咲く球根は、“秋植え”に区分されています。
秋植え(春咲き)球根の生育サイクルとその種類は以下となります。
・植え付け時期:9~11月頃
・生育期:9~5月頃
・開花期:2~6月頃
・休眠期:5~8月頃
・球根植物の種類:チューリップ・ムスカリ・ヒヤシンス・ユリ・スイセン・クロッカス・アネモネ・スノーフレーク・スノードロップなど
春に咲く球根植物の中でもポピュラーな、チューリップの育て方をご紹介します。
■プランターでの育て方
1.プランターに鉢底土を敷きます。
2.球根用土または培養土を球根が10cm位埋まる深さまで入れます。
3.球根の頭を上に向けて植え付けます。複数植える場合は、球根1個分ほど間隔を開け、球根の向きを揃えるようにしましょう。
4.10cmほどの覆土をします。
5.たっぷりと水を与えます。
チューリップの根が十分に張れるよう、大きめのプランターを使うのがおすすめです。
また、鉢いっぱいに土を入れてしまうと水やりの際に土があふれ出てしまうため、土の量は、プランターの7~8割を目安に入れるようにしましょう。
チューリップが水分を吸収しやすいように、ゆっくりと水を与えるのもポイントです。
■花壇での育て方
1.チューリップはアルカリ性の土を好むため、植え付ける土を深さ20~30cmほど掘り返し、石灰などを混ぜ込んで中和させるようにしましょう。
2.球根と球根の間を10cmほど開けて植えていきます。
3.覆土はプランターと同様に10cmほど行います。
4.最後に十分な水を与えて完了です。
チューリップには様々な種類があります。
咲き方は一重と八重や、一見チューリップには見えない咲き方のものもあります。
色も様々で単色のものから多色系のものまで様々あり、毎年新しい品種も発表されています。
また、通常のチューリップよりも背も低くお花もコンパクトな原種系と呼ばれる品種も人気があります。
ピンクダイヤモンド
艶のあるきれいなピンクのチューリップです。
ペイズバス
ソフトな印象の白のチューリップです。
ストロングゴールド
その名の通り黄金色のような高貴な印象です。
通常のチューリップよりも花もちがよいロングチューリップ。一鉢に2,3本植えて、お花が咲いたら室内で生花の代わりとして飾っても素敵です。
ミスフランス
キャンディプリンス
珍しい花の形状が個性的なチューリップをご紹介。通常のチューリップと組み合わせて植えると、全体のアクセントにもなりバランスがよくなります。
アンジェリケ
ファンシーフリル
■Royal Gardener's Club(ロイヤルガーデナーズクラブ)
http://www.rgc.tokyo/
住所:東京都世田谷区奥沢5-24-4 eisuビル自由が丘1F
交通:東急東横線 自由が丘駅から徒歩3分/東急目黒線 奥沢駅から徒歩5分