秋からガーデニングを始めよう!秋から育てる・植えることのできる植物
夏の猛暑が一段落した心地良い季節の秋は、ガーデニングをスタートするのに適した季節。
秋植えの植物には育てやすい品種がたくさんあるほか、耐寒性のある丈夫なものが多いため、初心者の方でもガーデニングを始めやすい時期でもあります。
そこで今回は、秋からスタートするガーデニングにおすすめの植物をご紹介します。
夏の猛暑が一段落した心地良い季節の秋は、ガーデニングをスタートするのに適した季節。
秋植えの植物には育てやすい品種がたくさんあるほか、耐寒性のある丈夫なものが多いため、初心者の方でもガーデニングを始めやすい時期でもあります。
そこで今回は、秋からスタートするガーデニングにおすすめの植物をご紹介します。
秋に植える植物に共通していえるのが、冬の寒さに強いという点です。
秋植えの植物のほとんどが冬か春に花を咲かせるため、耐寒性が備わっており、丈夫な性質のものが多いのが特徴です。
その中でもガーデニング初心者の方でも育てやすい「種や苗から育てる植物3種」と「球根から育てる植物3種」をご紹介します。
【種や苗から育てる植物】
■パンジー/ビオラ
秋から春にかけて咲く一年草です。冬の寒さにも耐えられる丈夫な性質で、病害虫にも強いため、ガーデニング初心者の方にもおすすめです。
どちらも開花期が長く、赤やピンク、黄、青など花色が豊富なのが特徴です。
種の場合は8~9月頃、苗の場合は10月中旬以降~11月頃が植えどきです。
■ノースポール
マーガレットに似た白くてかわいらしい花を咲かせるノースポール。
株全体を覆うほど白い花をたくさん咲かせる様子が北極を連想させることから、ノースポールという名前になったといわれています。
1株でも大きく広がるため、ほかの植物と寄せ植えなどにもおすすめです。
12~5月まで花を長く楽しめるのが特徴です。植え付け時期は10~12月または春先が適しています。
■スイートアリッサム
小花が集まって咲くスイートアリッサムは、名前にスイートとあるように、ほんのりと甘い香りがあるのが特徴です。
白のほか、赤やピンク、紫などの花色もあり、草丈が10~20cmと低めで横に広がって咲くため、寄せ植えの他、グランドカバーに適しています。
植え付けを9~11月頃に行うと、翌年の5~6月と9~10月頃にかわいらしい花が満開になります。
【球根から育てる植物】
■チューリップ
春の花の象徴でもあり、球根植物の中でも人気のあるチューリップ。
赤、黄色、ピンク、白など花色も多く、一重咲きや八重咲き、フリル咲き、ユリ咲きなどの品種も多彩で、春の花壇に華やかな彩りを与えてくれます。
チューリップの球根の植え付けは10~12月の気温が十分に下がってから植え付けを行うのがチューリップをきれいに開花させるポイントとなります。
■ムスカリ
丸みを帯びた花がぶどうのように房状に連なるムスカリ。花の色は、青や薄いブルー、紫、白、ピンクがあります。
ほかの球根植物と比べると、草丈が10~30cmと比較的低めなため、チューリップなどとの寄せ植えとして人気があります。
水やりや肥料もほとんど必要なく、ガーデニング初心者の方でも育てやすい秋植え球根植物です。
植え付けは、気温が低くなる10~11月に行いましょう。
■スノードロップ
白い可憐な花を咲かせる球根植物で、開花時期が2~4月の早春のため「春を告げる花」として親しまれています。芳香性が強く、満開となる時期は甘い香りを楽しめます。
日が出ている時間帯に花びらを開き、夜になると閉じるのが特徴です。
植え付けは9~12月頃に行いましょう。
寒さに強く、夏は乾燥を避け半日陰にすると良いでしょう。
まだ花が少ない時期のお庭を明るくしてくれるスノードロップ、ぜひ取り入れてみてくださいね。
【気候の変化に注意しよう】
秋は1年でもっとも台風の発生率が高い季節です。台風による強風により、お庭に置いている小さい鉢やプランターなどが飛ばされてしまうこともあります。
そのため、台風が来ることが予測できるときは、安全な場所に鉢などを移動したり、地植えの場合はビニールをかぶせるなどの対策をして、雨や風から植物を守ってあげるようにしましょう。
【土にも気を配ろう】
秋のガーデニングでは植物を育てる「土」にも気を配ることも、大切なポイントです。
春から夏にかけて使用していた土は、育てていた植物の雑菌が潜んでいる可能性があります。
そのため、すでに使用していた土に秋植えを行う場合は、種や苗を植え付ける前に、消毒と栄養補給をかねてたっぷりと太陽の光に当てるようにしましょう。
土を再生しやすくするため、赤玉や石灰、腐葉土を土にブレンドするのもおすすめです。