2017.12.xx

球根植物とは?選ぶポイントや植え方、栽培方法をチェック

ご家庭で育てる園芸植物には、「種から栽培するもの」「苗から育てるもの」「球根から栽培するもの」の主に3種があります。
今回は、球根から栽培する「球根植物」を選ぶポイントや植え方についてご紹介します。

球根植物を選ぶポイント

球根の選び方や植えるまでの保管状態によって、その後の育ち方に差が出る場合があります。

球根を購入する際は「大きくて重く、張りがあるもの」「発根部分がきれいで、皮が剥がれていないもの」を選ぶようにしましょう。
古い球根は、球根が縮んでしまった状態のものが多いため、購入時の目安とされると便利です。

また、球根を植えるまでは、風通しの良い涼しい場所で保管しましょう。

球根植物の植え方

クロッカス、ダリア、ムスカリ、チューリップ、フリージア、スイセンなどのさまざまな球根の植え付け方法を、鉢植え、庭植え・地植えに分けてご紹介します。

【鉢植えの場合】
鉢底石を鉢の1割くらいの容量まで入れます。その上に培養土を入れます。
育てる球根によって土を入れる高さが変わります。
球根の下は十分根が張るような深さを確保してください。

●クロッカス:頭を少し表面から出すようにする
●ダリア・ムスカリ・チューリップ・フリージア・スイセン:軽く土がかぶる程度

球根を1つ1つ培養土の上に並べて、軽く土に押し付けながら球根をそろえて置いていきます。
間隔の目安としては、球根1個分以上となります。

球根の上に土をかぶせ、十分に水を与えてください。
球根は寒さを感じることで開花するので、植え付け後は室外などで管理してください。

【庭植え・地植えの場合】
土を柔らかくしてから植えることがポイントになります。

●クロッカス:頭を少し表面から出すようにする
●ダリア・ムスカリ:深さ6cmほど
●チューリップ・フリージア・スイセン:深さ9cmほど

チューリップの植え付け方

チューリップの球根には向きがあります。球根の向きをそろえると葉は同じ方向に伸び、きれいに整列して育つので均等に日光が当たり、見た目にもきれいな花を咲かすことができます。

翌年も育てる場合は、花が終わったら茎ごと切ります。その際に葉っぱを切らないで残しておくことで、葉っぱが光合成をして球根に栄養分を与えることができます。

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