2017.07.31

砂利?防草シート?これで草むしりが楽になる!お庭の雑草対策

憧れだったお庭付きのマイホームを持つと、ガーデニングや家庭菜園など夢が広がりますよね。でも、お庭を持つとお手入れとして雑草対策も考えておく必要があります。
雑草がお庭にたくさんあると、見た目が悪いだけでなく、他の植物に悪い影響をおよぼす場合もあります。
そこで今回は、手軽にできるお庭の雑草対策をご紹介いたします。

砂利・砕石を敷く

雑草を成長させてしまう3つの要素は「土と光と水」です。土や光を遮断することで、雑草が生えてくるのを防げます。
小さな天然砂利や加工された砕石を5cm程度の厚みで敷き詰めると、3~5年は雑草が生えにくくなります。これは比較的コストが安く、導入しやすい雑草対策です。

ただし、季節によっては、砂利の上に落ちる枯れ葉などはホウキで掃き取りにくいため、掃除に手間がかかるというデメリットもあります。

防草シートを使用する

雑草対策として、防草シートを敷くという方法もあります。
防草シートは大きく分けて、施工性や耐久性に優れた「合繊不織製」と、柔軟で透水性に優れた「合繊折込製」の2種類があります。
これらの防草シートの効果は3~5年くらいとされています。

防草シートの継ぎ目は重ねて敷くようにし、その上に砂利などを敷くと見栄えも良いでしょう。

水で固まる土を使用する

水で固まる土を使用して、雑草対策することもできます。水で固まる土とは、水をかけるだけでコンクリートのように固まる土のことです。
お庭に「水で固まる土」を敷くことで、雑草が生えてこなくなります。また、土という材質のためお庭との相性が良く、お庭の景観を壊しません。

1平方メートルあたり1万円程度と高コストです。個人での施工が難しい場合は、施工会社に相談することをおすすめします。

グランドカバープランツを植える

グランドカバープランツ(ground cover plants)とは、「地面を覆う植物」で。一般的には「グランドカバー」と呼ばれます。
お庭にグランドカバーを植えて育てることで、雑草が生えにくくなり、お庭をきれいに保つことができます。

地面を這うように育ち、繁殖力が強くて踏んでも大丈夫な植物がグランドカバーに向いています。
多肉植物のセダムや、竜の髭のような細長い葉が特徴的なリュウノヒゲ。房状の青い花を咲かせるアジュガや、かわいいピンク色の花でおなじみのシバザクラなどが人気です。色々な種類があるので、ご自身の好みやお庭の雰囲気に合わせてグランドカバーにする植物を選びましょう。

EDITOR'S PICK

  • 食べられる花?料理やお菓子づくりにも使えるエディブルフラワーとは
  • お庭の花でスワッグ作り。作り方や飾り方をチェックしよう
  • インテリアにもぴったりのおしゃれなエアプランツ。種類や育て方は?
  • 土づくりや寒肥など、冬の間にやっておきたいお庭のお手入れ
当サイトではCookieを使用します。Cookieの使用に関する詳細は「cookie等に関する方針」「プライバシーポリシー」をご覧ください。